Javaの学習方法

               
Javaの学習方法

Javaは難易度が高く、習得するまでに時間がかかるプログラミング言語です。しかし、Javaを習得すれば在庫管理システムの他に、さまざまな種類のシステム開発を手がけることができるようになります。

難易度が高い理由

Javaの難易度が他のプログラミング言語と比べて高いのは、言語そのものの学習難易度が高いだけでなく、ネットワークやハードウェアなどの周辺知識に対する理解も必要だからです。関連書籍が多すぎて自分に合う教材が見つけにくくなっていることも習得を難しくさせている要因のひとつです。ここでは、動画やマンガ、スライドを使ってJavaを学習する方法について紹介します。プログラミング初心者が楽しみながら学習できるよう工夫されていますので、ぜひ活用して効率良く学習を進めていきましょう。

動画で学習する

動画は見て聞いて学べる効果的な教材です。初めてプログラミング言語を学習する人は、まず動画で雰囲気を掴むと次に進みやすいでしょう。「ドットインストール」は、短い動画でポイントごとにプログラミング言語を学習できるサイトです。Javaの場合、はじめてのJava(全10回)、Java8入門(全43回)、【旧版】Java入門(全23回)の3種類が用意されています。Javaに触れるのが初めてなら、簡単なゲーム作りで基礎を学べる「はじめてのJava」からスタートしてみましょう。習熟度に応じてレベルを上げていくうちに、Javaの基礎的な知識とスキルが身につきます。

マンガで学習する

動画のペースに追いつけない場合はマンガでJavaを学んでみてはどうでしょうか。文章中心の書籍が苦手な人もマンガなら無理せず楽しく学べるかもしれません。クロノス・クラウンの柳井政和氏が作成したマンガが公開されている「マンガPG」の「マンガでわかるJava入門講座」なら、楽しくJavaのオブジェクト指向を学ぶことができます。Javaの基礎から順番に学べる構成になっているため、自分のペースで学びたい人におすすめです。

スライドで学習する

ポイントを押さえながらJavaの全体像を先に把握したい場合は、スライド学習が効果的です。書籍による学習方法とはやや異なるものの、この中では書籍に近い学習方法だといえるでしょう。動画やマンガでJavaの基礎を頭に入れてからスライドを使って学習することで知識の定着につながります。スライド学習サイトの「Progate」は、イラストを中心にしたスライドを使ってプログラミング言語を学習できるサイトです。覚えた知識をすぐに実践しながら学習できるので、自分に合う学習方法がうまく掴めないプログラミング初心者にもおすすめです。

レコメンド

  • Javaエンジニアの需要と将来性

    Javaは汎用性と安全性が高く、開発環境を選ばない言語です。幅広いジャンルのシステム開発に使用できることから需要は今も高く、その状況が今後大きく変化することはないと考えられています。案件単価や新規案件の増え方については多少の懸念があるものの、経験を重ねてスキルアップしていけるエンジニアの将来性は今後も変わりません。

  • 人気のプログラミング言語、Javaとは?

    数多くあるプログラミング言語の中でも人気が高いJavaは、1995年から現在までさまざまなシステム開発で使用されてきました。サンマイクロシステムズが掲げたJavaのスローガンとして有名な「Write once, run anywhere」にあるとおり、一度書けばどのコンピューターでも動くことが最大の特徴です。

  • 在庫管理、在庫管理業務とは?

    在庫管理とは自社が保有する資材や商品に関する情報を管理することで、売上向上とコスト削減を目的に行われます。在庫管理業務の流れは、「入庫」から「荷受け」「検品」「保管」と続き、受注後は「ピッキング」「検品」を経て発送されます。データの正確性が作業の正確性に直結するため、ミスがないように注意しなければなりません。